私たちは、この北海道産食品消費拡大プロジェクトを応援しています。職員食堂では、牛乳消費拡大キャンペーンを実施しています。
更に環境負荷の少ない農業を実践している生産者の皆さんと協力し、野菜などの低農薬でありながら高品質食材の選別から外れた規格外の食材を、職員食堂の食材として取り入れています。
私たちの取り組みについてご紹介します(2022年5月現在)。
“飲もう! 牛乳”への協賛
北海道産食品消費拡大プロジェクト“飲もう! 牛乳”への協賛を行うことで、生乳・牛乳の消費を盛り上げるパートナーとして活動しています。協賛金の一部は子供食堂やコロナ禍によるアルバイト収入減で就学困難なユースへの支援に充てられます。
寺坂理事長・院長、看護部の鈴木さんが先頭に立ち、“飲もう! 牛乳”を応援しています。
職員食堂では、“飲もう! 牛乳”や 環境負荷の少ない農業を実践している生産者の皆さんとの協力を行いながら「牛乳消費拡大キャンペーン」を実施しています。フード事業部の吉川さん、職員食堂のシェフ、青柳さんから詳しく紹介してもらいます。
質問1. 「牛乳消費拡大キャンペーン」はどの様な内容でしょうか?
吉川)栄養価の高い牛乳を活用し、職員の健康と北海道の大切な産業である酪農業を守ることが出来る「牛乳消費拡大キャンペーン」を実施しました。職員の反応が良かったのは、ほどよい甘さの牛乳寒天などのデザートでした。
青柳)本来であれば、職員食堂は憩の場、談笑しながらリラックスした時間を過ごす筈です。残念ながら、コロナ禍では黙食などの感染予防対策のが重要です。せめて美味しいデザートを食べてることで、午後の活力の源になって欲しいという思い作りました。
吉川)職員食堂のシェフ、青柳さんの創意工夫は、定番メニューに加え沢山のアイデア料理が日々生み出されています。親元を離れ一人暮らしの職員も多く、お袋の味を求めて来る職員も少なくありません。
青柳)食事という毎日の何気ない体験を通して、職員の健康に貢献するだけではなく、フードロス対策に繋がっていることを職員に体験して欲しいです。評判の良かったレシピの公開を行い、職員からその家庭へと、取り組みが広がっていくと良いですね。
吉川)医療を本業とする私たちは、「医食同源」の想いを形にする必要があります。北海道の大切な産業である酪農業を守りながら、その第一歩として、職員に向けた健康をサポートする食事に取り組んでいます。
質問2. 環境負荷の少ない農業を実践している生産者の皆さんとの協力とは何でしょうか?
吉川)規格外品を職員食堂の食材として、直接生産者の皆さんから仕入れることで、フードロス対策に貢献したいと思います。北海道の産業を守りつつ、安全な食材は職員の健康を守ることができると思います。続々と生産者の皆さんから、様々な旬の食材が届きます。職員にも健康とフードロス対策に貢献することを実感してもらいながら、「つくる責任・使う責任」に加え、「医食同源」の想いを伝えていきます。今後は、何らかの形で職員だけではなく、入院している方々や地域の方々にも広げていきたいと考えています。
私たちは「医食同源」の想いを大切にフードロス対策を実践し、北海道の大切な産業を守りながら、本業の医療をエネルギッシュに提供しながら、私たちは「誰ひとり取り残さない」社会の実現を目指し続けます。
法人名:社会医療法人 柏葉会 柏葉脳神経外科病院
所在地:〒062-8513 札幌市豊平区月寒東1条15丁目7番20号
TEL:011-851-2333 (代表)
理事長・院長:寺坂 俊介
ホームページ:https://www.kashiwaba-nougeka.or.jp/
- 2022/05/06
■ 柏葉脳神経外科病院 (Vol.3)
