道新・UHB・AIR-G’
SDGs 共同プロジェクト

SDGs ピックアップ

子ども食堂ってどんなところ?

 地域における食を通じた子ども達の居場所として活動している「子ども食堂」。あらためて「子ども食堂」とはどのような場所なのか、こども食堂北海道ネットワーク事務局長の松本克博さんに聞きました。

子ども食堂について教えてください

 子ども食堂は、子どもが1人でも安心して来られる無料または低額の食堂で、地域のボランティアを中心に、多くは月1~2回のペースで運営されています。10年ほど前から全国で開設され始め、今では北海道内で約250か所、全国で約7,300か所を数えるに至りました。子どもなら誰でも参加でき、食事の提供だけではなく、学習の場や、地域の方との交流の場となっている食堂も増えてきました。

「こども食堂北海道ネットワーク」について教えてください

 私たちは、学習会や交流会、また、ウェブサイトを通じて情報発信をするなど、こども食堂の運営が円滑に進むように支援活動を行っています。また、ご支援者から寄付された食材・物資などを各子ども食堂に分配させていただいています。
こども食堂北海道ネットワーク事務局長 松本克博さん

今後の活動などについてお聞かせください

 子ども食堂の活動は、地域の皆様のあたたかく優しさ溢れる思いの下、成り立っています。ぜひ、一人でも多くの皆様に応援団になって欲しいと思っています。 また、今年はこども家庭庁が設立され、国も「子どもの居場所づくり」を政策としてあげています。子どもは町づくりのパートナーと位置づけ、官民あげて「子ども真ん中社会」の実現に向けてお手伝いできればと思います。

アクション